高橋

NHKスペシャルでオウムをやったら菊地が出てきて高橋も追いつめられていますね。
こないだの渋谷のナイフ事件もそうですが、防犯カメラで何でも映ってて銀行で金下ろすだけで映像が捜査に利用されてしまうんですね。別に僕は犯罪するつもりはないのでいいんですが、何か怖い気もするなぁ。
それにしてもマスコミはあれだけ原発や東電を叩くときは巨悪を追いつめるようにバッシングするのに、こういう防犯カメラやITソリューションが完全なる監視社会を作っているのに沈黙しちゃうんですね。まあいいのか?日本は国民が警察をコントロールしている成熟した民主主義国家なのでよしとしましょう。


少し別の話になりますが僕は最近まで、オウムの教義や活動には何らか宗教団体として最低限認められる、組織だった何かがあるんじゃないかと思ってましたが、
かの上祐氏が、あるCSか何かの番組で、オウム信者のうち薬物をやっていたのは「出家信者は全員、在家信者も相当多数」という話を聞いて、この団体はほとんど単なる薬物集団ではないかと思いました。薬物を薬物と知らせずに飲ませて、神秘体験すなわち麻原の力と思わせるそうです。バカバカしい!
一体オウムとは何だったのか、なんて一見深みのありそうな問いを立てること自体が麻原の思うつぼと言うべきで、せいぜいスーパーフリーの薬物版、社会人版、新興宗教版、武装化版くらいの取るに足らない団体なのでしょう。取るに足らなくても武装化できてしまうほど日本は豊か(だった)ということでしょう。
なので麻原が口を開くのを待っていようが、彼はスーパーフリーの主宰者くらいの我欲で自己保身を述べるだけで、期待外れに終わるだけと思うのでさっさとhang to deathするべきです。
いまさら出てくる元信者の特別手配犯が、何の後悔も謝罪の気持ちもなく、かといって教義に身を捧げ地下闘争をするでもなく、単に自分の生活が第一。でのうのうと暮らしてきたのを見ても、いかに自分勝手でわがままなだけ、ただそれだけなのかがわかるというものです。