論壇

論壇観察にまた最近はまってきた。きのうもきょうも図書館にこもってオピニオン誌を読み比べる。
昔って高校生のころだけど、学校終わってすぐ市立図書館に行って、『世界』を見下しながら『諸君!』『正論』に手を伸ばし、「フェミナチ」を恐れたり教科書の未来を案じたりしてた。閉館まで読み続ける。てか諸君!を借りてく高校生とかイタイよね。
最近はいわゆる保守についていけない。で、最近の『論座』がすげぇおもしろい。やっぱり朝日のやり方はフェアでいいよ。
きょう一番面白かったのは、法政の教授が戦後の論壇史をまとめた論稿。覚え書きついでに書くと、『世界』と、そのマルキシズム傾向を離れたオールド・リベラリストによる『心』、『自由』(←だいぶ記憶あいまいで間違ってるかも)、対して相対的なスタンスをとる『文芸春秋』があって、やがて日本の後進国という自己認識の薄れから『諸君!』『正論』が誕生し、それらが冷戦が崩壊してのち力をつけるまで。
西尾幹二秦郁彦は『自由』でスタートしたんですね。知らなんだ。ほかにもいろいろ面白いことがいっぱい書いてある。オススメ。


今週は5コマ授業に出た。3週間で4、3、5と推移しております確か。