既得権

きょうは会社休んで久々にニートをやっていたが日経新聞はやや景気が良さそうで、テレビでは石巻のヤンキー殺人事件をやっていて実名検索すると簡単に容疑者のプロフが出てきて、インターネットはすごいと思う。
城山三郎の『価格破壊』を読んでいてダイエーの社長がモデル。ルソン島での死闘をくぐり抜けた主人公が戦後、薬の販路を末端まで管理する巨大製薬メーカ相手に、独自の仕入れルートで再販価格切り崩しにかかって、多店舗スーパー経営に至る。価格という既得権の産物を崩そうものなら製薬メーカはもちろん卸も薬局も政治家も出てきて妨害をする。でも今はそういうのはなかなか出来ないんでしょうか?
すると夕方のニュースでルイヴィトンのバッタ物が如何に巧妙に作られているかをやっていて、これもルイヴィトンという既得権を巡る攻防に見えてくるが…。
何ちゅうかとにかく、自分の成果とか地位?とか自分を守るものは常に振りかざしてないと他人につけ込まれるし、逆に他者のそれについては常に無意味化するよう働きかけていく必要ありってことですね。