理論で何でもできればいいが、現実があまりにカオスな場合は理論に先行して人は踏み出さなきゃならないときがある。
サイコロの期待値が3.5であるとの理論を見いだせないほど人が愚かであれば人はひたすらサイコロを振り続け、百回目仮に3.52、一万回目仮に3.4997と出ても永遠にその答えに満足することはできない。
経験工学という言葉を最近初めて知ったが、気体や熱の様子をいくらコンピュータでやっても、そういうのには限界がある、だからこそ飛行機は墜ちるし、機械は止まるし火を噴くし。
NHKの高専ロボコンみたいな、確かにすごいんだけどちゃっちいメカを名だたるメーカーが量産していて、ただ表に出ないよう工夫はされているけど。
