宗教

戦争の終わりは天皇教の権威を著しく失墜させ、それに代わって大企業と、大企業を範型とする中小企業による会社教社会人教が日本人の倫理(的とされる生活)を保っている。
お勉強ではわかっていたつもりでも入ってみるとこれはものすごい実感である。年金から保険から人生設計から、ガッコウは何だったんだ?というくらい会社が教えてくれる。
社会的な興味から言えばいま企業に入らない人が増えていることがこの先何を帰結するのかが気になるところ(そんな評論家気取りは社会人として失格である)。
クソ、あらゆる宗教じみたものから逃げ回って科学にたどりついたはずなのに、また結局宗教かよ!
しかしムスリムが信仰を疑わないのと同様に、宗教にひたっていてもよいのです。さあね、どうだか。