日曜の朝

日曜のTBSの朝というのは、時事放談からサンデーモーニングというのは、なんつうかほんとに戦後民主主義というか故・宮沢オランウータンの保守本流というか、こうやって定義をあいまいにすると専門オタクにチクチク批判されそうだけど、そういう気がする。
経済的繁栄を達成したけどどうなの、おれら日本人、反省が足りなくないか?というバブル崩壊前夜の意識のままずっと化石してる感じ。まあそういう団塊世代の一部が日曜の朝にテレビを見るからこういうのが成り立つんだけどね。
あまり関係ないけど、思えば高2の夏、親にばれないかヒヤヒヤしながら人生で初めて靖国見物に行った帰り、山手線に乗った。雲突く高層ビル群をすり抜けて時々刻々のダイヤを精確にこなす山手線。はたしていまこの山手線を動かしているニッポンとかTOKYOのすごさというのは、さっき街宣車が割れるばかりに流していた愛国心のゆえなのか?それとも愛国心に対抗して戦後日本人が育んできたいわゆる岩波朝日のゆえなのか?どっちなんだ?とかとか、考えたけど小川町ゆきの東武東上線に乗り換えたらそんなことどうでもよくなった。ごめんほんと関係なかったね。