ダブル・スタンダード

歩行者やってるときに走ってる車を見ると速いけど、いざ自分が運転してみるとあまり速くない。
それとはちょっとというかだいぶ違うけど、ほかの人が何やらやってて、いいなぁ、と思って、いざ自分が同じことをやってみると、「自分がやっている」という強烈な事実の力によって、自分の行動がやたら陳腐に思えてくる。隣の芝は青い。
逆だって、あるでしょう?別に普通に生きてるのに、何だかやたらと「すごい、すごい」て周りから言われて戸惑うことが。まぁでもなんというか、そこでああ、俺すごいだろみたいにできる人はやっぱりすごいよなぁ。
自分の行動をうまく他人の目線からとらえられれば、もう少しマシなんだけどな。隣の芝が青いのは、自分と他人とに向ける目線それぞれの間にあるダブル・スタンダードの反映なんだね。
やっぱスポーツやらなきゃダメだと思う。