片思い

「日米」なんて言い方すると何かアメリカと日本がやたら固く結ばれてる感じがするけど、アメリカからすれば日本なんてむかしドンパチやって打ち負かした数ある国のひとつ、やたら機械や自動車を売りつけてくる国のひとつ、最近いくらか野球選手を送り込んでくる国のひとつ。ちっちゃい、ちっちゃい。
でも何だろ、そういう相手と自分を比べた場合に自分が小さすぎる、という事実に目をつむっていないと、何の行動もできないよね。
もし日本のお笑いを変えたるーつって芸人になってもたぶん大したインパクトもなく、人々の間のほんの小さな1エピソードに終わるのがほとんどだけど、
ていうか社会のほんとにほとんどの人は刑務所に入ろうが大金持ちになろうが世間さまから何の評価・関心があるわけでもなく、せいぜいマイミクぐらいの範囲でへぇそうなの、それも、その範囲のなかでもごく小さいエピソードで人生終わってしまうのに、
みんなよくがんばるというのはやっぱ自分の小さい存在というのをわかっていながら、果たされない片思いでうまく自分をだましだましやっているんだね。